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祖父を想う日。

千畳敷の夕日
千畳敷の夕日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

あなたによりそう個人出版『ことのは』

ひよこマネージャー笹子(ささこ)です。

 

今日も仙台は暑いですね。

蝉の声が、響き渡っています。

 

さて、今日8月15日は終戦記念日です。

65年だそうです。

長かったのか、短かったのか。

笹子が語って良い話ではないように思います。

 

毎年この日になると、笹子は祖父を思い出します。

 

祖父は8月15日にはいつも、

仏壇の前に座り、戦争で亡くした兄弟と話をしていました。

 

祖父自身、兵隊として戦地に行っていたそうなのですが、

あまりそのような話はしませんでした。

ところが、亡くなる1年まえの8月15日。

ほろ酔いの祖父が突然、古いアルバムを持ち出して話を始めました。

子供のころの話から、祖母との出逢い。

色々な話の中に戦争の話もありました。

 

兄ちゃんが死んだって連絡が来た時、母ちゃんが泣いた。

普段は物静かで、大きな声も出さなかった母ちゃんが大声で泣いた。

だから、じいちゃんは赤紙が来た時、

もう二度と母ちゃんを泣かせてはいけない、

絶対死なないって誓ったんだ。

この氣持ちがあったから、俺は生きて帰ってこれた。

 

祖父から聞いた戦争の話はこれが全てです。

これ以上の話はないまま、祖父は亡くなりました。

 

しかし、この1年後。

とある形で、祖父の戦争を知る事になりました。

 

祖母から、1冊の本が送られてきたのです。

「戦争証言110 生き残った日本兵」

 

その本に祖父が載っていました。

笹子の知らない祖父の戦争がありました。

 

祖父が語った事は、ほんの数ページです。

ですが、この本は笹子たち家族の宝物です。

本の中に、祖父がいるのです。

 

毎年、8月15日になると、この本を開きます。

そして、祖父に語りかけます。

 

書店で売っている数え切れないほどの本の中の1冊が、

手に取る人にとってはかけがえの無い1冊になる。

 

今年も、そろそろ開いてみたいと思います。

笹子でした。

 

あなたによりそう個人出版『ことのは』

 

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